建築?環境デザイン学科Department of Architecture and Environmental Design

安達日菜|被災地建築とメッセージ性の関係?モニュメント性を超えた新たな複合施設の提案?
宮城県出身
馬場正尊ゼミ

宮城県仙台市宮城野区蒲生地区は現在災害危険区域に指定され、更地である。蒲生地区には慰霊碑などのモニュメントが多数存在するが、モニュメントは震災を経験していない世代の記憶には残らず、震災の悲惨な記憶がいずれ風化してしまうだろう。新たな世代へ時代が移り変わっても施設が継続するため、震災の記憶を残した建築は悲惨な思い出ばかりを語る施設ではなく、気軽に立ち寄れる体験型複合施設を提案する。