プロダクトデザイン学科Department of Product Design

[最優秀賞]
川越大介|アップサイクルで想いを紡ぐ – 山形県繊維産業資源の研究 –
山形県出身
藤田寿人ゼミ
450×400×400mm(8点) ブナ?綿?ポリエステル?ウール?リネン?キビソ?絹

端材?廃棄物の素材や色を活かし、アイデアで命を吹き込むアップサイクルに着目。山形県内の繊維産業で生まれた物をスツールの座面に施した。サステナブルな未来に向け繊維産業の魅力を伝え、エシカルの可能性を示す研究。[協力企業:青文テキスタイル株式会社、オリエンタルカーペット株式会社、株式会社ケンランド、佐藤繊維株式会社、鶴岡シルク株式会社、株式会社新田、株式会社nitorito、山口織物鷹山堂有限会社]


藤田 寿人 教授 評
山形県には地方によって多様な文化があり、食や言葉、風習などその地域独自の物がみられます。それは産業にも言えることであり、ひとえに繊維産業といっても、それぞれに全く違うものを生産しているということを、この展示から読み取ることができます。企業では廃棄されてしまう端材と向き合い、素材の魅力を引き出す表現手法を模索していく中で、ファブリックと親和性の高い家具を媒体にして、体感できる展示に落とし込んでいきました。手間暇を惜しまずに新たな命を吹き込まれた作品一つ一つからは、作者の素材と作り手へのリスペクトがひしひしと伝わってきます。コロナ禍で企業とコミュニケーションが取りにくい中、地道にアプローチを続け、企業との繋がりを作り、コツコツちまちまと作業を進めた結果が大きな成果に繫がったと思います。また山形出身の川越くんの地元愛を感じることができたのも嬉しかった。よく頑張りました、おめでとう!